JavaScriptでランダムな数字を作る
今回は、JavaScriptでランダムな数字の作り方を学習します。
Math オブジェクト・・・
数学的な定数と関数を提供するプロパティとメソッドをもつ組み込みのオブジェクト
JavaScriptで乱数を作るには、「Math」オブジェクトの「random()」メソッドを使用します。
Math.random();
// 0以上1未満のランダムな数字を返す
コンソールで確認してみます。
上記のように毎回違う数字が生成されます。
先ほどの構文をベースにして、さまざまな種類の乱数を作っていくので覚えておきましょう。
上記の構文を用いて、サンプルとして1〜10の間の整数を作ってみましょう。
Math.random();
// 0~1のランダムな数字が作られます。
Math.random() * 10;
// Math.random();には0~1のランダムな数字が入っているため、
10を掛けることで、10にはならないが10までの数字がランダムに作られます。
Math.floor(Math.random() * 10);
// floor()メソッドは小数点以下を切り下げるメソッド
Math.floor(Math.random() * 10) + 1;
// Math.floor(Math.random() * 10); は0から始まってしまうので、
1から始まるようにしたいため、最後に1を足してあげる
書いてみる
このように表すことができます。
式で表すと
Math.random() * (最大値 - 最小値) + 最小値;
となります。
例えば、20〜22のランダムな数字ならどうでしょう。
上の式を使うと、
Math.floor(Math.random() * 3) + 20;
となります。
今後使うことになるかもしれないので頭の片隅に入れておきましょう。