JavaScriptのswitch文
switch文も条件分岐の一種で、一つの値を起点とした場合分けに特化しています。
switch文で記述したものはif文でも記述できますが、if文の場合だと分岐が多くなってしまうと読みづらくなってきます。そのためswitch文の方が意図を伝えやすいコードになり、可読性も上がることがあります。
基本構文は以下の通りです。
例えば、「変数に入っている数字に対して該当する曜日を持ってくる。」ということをやってみます。(イメージしづらいので下記コード確認して下さい)
if文の場合
このように記述ができます。
「 day = 2」 の時は「火曜日」が出力されます。
これをswitch文で記述してみると、、、
上記のようになります。
switch 文では case 句ごとにブロックを記述しません。値が一致する case 句が見つかった場合、その次の文から switch 文の最後または break まで順に処理が実行されます。
もしcase 句ごとの出力が同じだった場合は、case 6・case 7のようにまとめることができます。
そして、break は条件を満たしたら処理をそこで中止する意味合いがあリます。もしbreak を書き忘れると、値が一致したところから順に処理が行われ、 switch 文の最後まで順に実行されてしまい、バグってしまうことがあるので注意してください。
また、いずれの値とも一致しなかった場合は default 句の後に記述されている処理を実行します。 default 句は不要であれば省略することができます。
JavaScript で条件分岐を行う方法のひとつである switch 文の使い方について紹介でした。