メソッドを定義
これまでメソッドといえば下記のようなものがありました。
'hello'.toUpperCase()
// HELLO
オブジェクトのプロパティに関数を定義できるものを「メソッド」と呼びます。
オブジェクトの「キー」に対して関数を割り当てることが可能です。
{ mathオブジェクト }で「 multiply や divide 」のメソッドを定義しているものになります。
const math = {
multiply: function (x, y) {
return x * y;
},
divide: function (x, y) {
return x / y;
},
square: function (x) {
return x * x;
}
};
このように「プロパティ」と「値」の組み合わせになるのですが、この「値」の部分に関数を当てはめたのが「メソッド」と呼ばれています。
「 . (ドット)」を使って関数を呼び出したとき、それがメソッドになります。
つまりメソッドは関数でもあります。
言い換えると、メソッドは必ず関数。ただし関数は必ずメソッドとは限りません。
サンプルを書いて実際に使ってみます。
const myMath = {
PI: 3.14,
square: function (num) {
return num * num;
},
cube: function (num) {
return num ** 3;
}
}
myMath.PI
// 3.14
myMath.square(2);
// 4
myMath.cube(3);
// 27
このように使うことができます。
また上記の書き方は省略することも可能です。
const myMath = {
PI: 3.14,
square(num) {
return num * num;
},
cube(num) {
return num ** 3;
}
}
function の部分を削ることができますので知識として入れておきましょう。
メソッドの定義自体の理解はそこまで難しくないと思うのでメソッドの定義については以上となります。