try&catch
JavaScriptでよく使用されるtry~catch文について学んでいきます。
これはエラーが起きた時の処理になります。エラーが起きてしまった場合でも何かしら処理を実行する必要があります。(意図的にエラーを回避するための処理)
一般的な記述方法を見ていきます。
try {
//例外エラーが発生するかもしれない処理
} catch( e ) {
//例外エラーが起きた時に実行する処理
}
想定していなかったエラーが発生するかもしれない箇所にtry { }を挟み込むようなイメージです。そしてプログラムが異常終了しないような回避策をcatch() { }の中に記述していきます。
上記の記述方法を含め、サンプルを書いてみます。
function shout(msg) {
try {
console.log(msg.toUpperCase().repeat(3));
} catch(e) {
console.log(e);
console.log('shoutには文字列を入れてください!!');
}
}
実用的ではないかもしれませんが、「叫ぶ」という関数を作成します。
引数の「msg」はStringしか受け付けません。
なので引数に数字を渡してしまうとエラーになります。
catchの引数に「e」や「error」ように値を設定しておくことでコンソールでどんなエラーかも知ることができます。
結果はこのようになります。
// HOGEHOGEHOGE
shout(100);
// TypeError: msg.toUpperCase is not a function
// shoutには文字列を入れてください!!
実際にコードを書いていくとより複雑になっていくと思いますが、まずは上記の書き方やどんなエラーになるかなどを記述してみて確認してみてください。