ターミナル

今回はターミナルについて紹介します。

ターミナルはMacに備わっているCUI（キャラクターユーザーインターフェース）ツールです。

Windowsだとターミナルの代わりにCMD（コマンドプロンプト）とも言います。

このアイコンのものがターミナルです。

CUIは文字で入出力操作する方式のことを言います。

CUIに似たもので、GUIというものがあります。これはビジュアルで入出力操作する方式のことです。

詳しく説明します。

CUIは文字と記号によってコンピュータを操作します。基本的にはマウスは使えないか、使いわないことが多いです。ターミナルやコマンドプロンプトを開いて、マウスなどの代わりにキーボードで「コマンド」と呼ばれる操作命令を出して操作します。

一方GUIは、マウスのカーソルを動かす、フォルダを開く、クリックをする、など普段パソコンを使う際に触れる人がほとんどだと思います。つまり見た目の動きがそのまま結果につながるため理解しやすいです。

CUIを使う理由としては、

・スピード

慣れが必要ですが、ターミナルを使うことでGUIより効率よく開発が可能になります。

・アクセス範囲

ターミナルには様々な機能があり、普段見ることのない領域まで良くも悪くもアクセスすることができます。

また、開発のためのツールのほとんどがターミナルから使う必要があるので使用頻度が高いというのがあります。

ここでよく使われるコマンドについて紹介します。

ls ：自分がアクセスしているディレクトリ内のファイル一覧を表示する

pwd：自分が今いるディレクトリのパスを表示する

　例）　/Users/ユーザー名/Downloads

cd   ディレクトリ名：ディレクトリの移動が可能

　例）「cd　sample」サンプルディレクトリに移動の意味

　「cd ..」 これで一つ上の階層に戻ることが可能

mkdir ：ディレクトリの作成　（複数作成可能）

　mkdir new　・・・newディレクトリが作成される

touch：空のファイルを作成　（複数作成可能）

　touch new.txt　・・・　「new.txt」というテキストファイルが作成される

　 jsファイルを作成したければ「new.js」のように作成が可能

rm ：指定したファイルやディレクトリを削除

　rm new.txt・・・「new.txt」のテキストファイルが削除される

　rm -r sample・・・sampleディレクトリを削除

使用頻度の高いコマンドを紹介しました。